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2020.3.18
髪の主成分ケラチンについて
ブログ画像髪は、約80%以上がケラチンというたんぱく質でできています。

○ケラチンとは

ケラチンは髪だけでなく爪や皮膚の角質層を形成する成分で、18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質の総称です。弾力性があり水分を含む繊維状の細長いタンパク質であり、構成しているアミノ酸の割合によって、髪や爪の硬ケラチン、皮膚の角質層の軟ケラチンに分けられます。また、ケラチンは絹や繊維など他のタンパク質にはほとんど含まれない、“シスチン”を約14〜18%も含むことを特徴としています。
アミノ酸とはタンパク質の構成単位です。

○ケラチンの中のシスチン

含硫アミノ酸(分子内に硫黄成分を持つアミノ酸)の一つであるシスチンは、髪に含まれているメチオニンからも合成されますが、メチオニンは体内で合成されない必須アミノ酸。大豆・小麦粉(全粒粉)・牛乳・レバー・玉子・肉・魚など普段の食事から摂取する必要があります。
 必須アミノ酸とは、動物が生命を保つために必要なアミノ酸のうち、体内で合成されず、植物から摂取しなければならないものの総称です。その種類は動物によって異なり、人間の場合、成人では8種類あります。不可欠アミノ酸とも言います。
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